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こんな着物コーディネイト…結城紬に仕立て替え染め名古屋帯

2016.03.15

「紬」と言われて、真っ先に何紬を思い浮かべますか?

 

大島紬と結城紬が2大巨頭でしょうか?

大島紬は、紬らしからぬ薄地のツルリとした風合いが上品な着物ですね。対して結城紬は、厚地で手に吸い付くような感触で素朴な着物。

 

好みが分かれる紬ですが、私は結城紬が好きです。

なぜな…あったかいんだからぁ〜♪(笑

ホント、暖かいんです。

 

結城紬は、真綿から手で紡ぎ出した糸を使っています。なので、ふんわりとしていて、空気の層が出来て保温効果があるのですね。真冬でも単衣仕立てにしてお召しになる方もいらっしゃるようです。

 

なので、冬場は大活躍♪

こんな着物コーディネイト…結城紬に仕立て替え染め名古屋帯

きもの…結城紬。縦に大胆に柄分けされているので、片身替わりの様に見えます。

 

帯…母の着物を名古屋帯に仕立て直しました。母が、父方からいただいた結納の品。お姑さん(父の母、私のおばあちゃん)が織った白生地に、茶屋辻風に染めた着物でした。私が譲り受け、長い間、単衣の着物として着ていたのですが、着過ぎて裾が擦り切れてしまったため、帯に。

 

帯締め…今風に言うと!?バイカラーの平打ち

 

帯揚げ…所々にオレンジと緑の絞りが入った綸子

 

半衿…淡いオレンジ色に、紫や緑でお花模様が描かれている縮緬

半衿の色が分かりにくいのでアップの写真を。

こんな着物コーディネイト…結城紬に仕立て替え染め名古屋帯

 

 

 

※「こんな着物コーディネイト」シリーズの過去記事はこちら

グレーの無地風紬に赤い市松の木綿帯

紺色格子のきものに紺色尽くし

絹紅梅に麻の帯

柿渋染めの夏物に帯屋捨松の帯

絹芭蕉のきものに螢尽くし

夏黄八に羅の帯

単衣のきものに赤い三分紐で

春色きもので

紺の色無地に博多帯

若草色の塩沢紬で帯遊び

赤い帯締めで

若草色の塩沢紬

化繊の色無地