2017.04.12
昨日は、毎年ご依頼いただいている都内ホテルでの着物研修を担当させていただきました。
今年度、きものを着る部署に配属された8名に、昨日の3時間と来週火曜日4時間の計2日(7時間)の研修をし、1人で着物が着られるようになってもらいます。
1日目の目標は、帯の手前の着物までを1人でササッと着られるようになる事。
が、実際にきものを着る練習をはじめる前に、まずは、きものを着るのに必要なものの説明から。
裾除けって何?? 伊達締めはどれ?? 帯揚げって…
新入社員の彼女達にとって、きものは未知の世界なのです。
一通りきものを着るのに必要な小物類がわかったところで、いよいよ着装練習。何度も何度も、着ては脱いで、また着て…の繰り返し。
完璧に角が生えてましたワタクシ。。
研修開始から1.5時間ほど経過した頃、「10分休憩しましょう」と休憩時間を取ると、皆さん脱力。。お喋りする訳でもなく、ボーッとしています。
「あら、やっぱりちょっとハードだったからしら?」と思いつつ、手を緩める事なく後半戦開始。
…が、皆さんしっかりついてきてくださり、最後には、オマケの帯締めの結び方もできて1日目が終了。
そして宿題を出すワタクシ。。
「今日、家に帰ったら、帯締めの結び方を3回必ず練習すること!」
一週間経つと、ビックリするくらい忘れるのですよ。(もちろん私も含めてね)
なので、本当のところ、きものを着る宿題も出したいくらいなのですが、さすがに鬼!すぎるかと自粛。
さて、どこまで忘れずにいてくれるか?
1日目、着物までで悪戦苦闘でしたが、2日目の帯が終わる頃には「帯に比べれば着物は簡単だったなぁ」と思う事でしょう。
皆さんが自信を持って着物姿で職場デビューできるように、フツカメモ、オニニナリマス、ワタクシ。。
※「ホテルでの着物研修/帯編」につづく