2016.07.23
今回は、前姿のアレンジ。
ウールの単衣帯は、裏表なしのぜ〜んぶ同じ色。
このシンプルさを活かしたいなら、チラっと根付けを見せるだけでアクセントになります。
が、「シンプルすぎてつまらない。もうひとひねり欲しいなぁ」という場合は、こんなのはいかが?
二巻き目の帯を、ただ斜めに折り上げただけなのですが、アクセントになります。
この時、注意する事は「私、はっきりしっかり意思を持って折り上げましたのよ」と、大胆に折り上げる事。
チョコっとだけの折り上げだと、「あれ?この人、下手っぴで帯がめくれちゃった?」になっちゃいます。
斜めじゃなくて、まっすぐ折るとこんな感じ。
目線が、折った帯に行くので、足長効果あり♪
この折った部分に何かはさんでも面白いですよ。
例えば、根付けとか…
かんざしとか。
も少し複雑に折ってみました。
折り紙で遊ぶ感覚で、お好きなように折ってみてください♪
立体的にしたい場合は…二巻き目の帯をゴムで結んじゃいました〜♪
このゴム、実は、ボタンを通してあって、どこでも結べちゃう優れもの♪
ボタンの代わりに可愛い飾りをつければ、このままで良いと思うのですが、何せボタンなので、隠しましょう。
中尾彬さんばりにネジネジ〜。
これらのアレンジ、リバーシブルの帯でやると2色使いになるので面白いですよ。
その他、テレビを見ていると、浴衣姿の女優さんは軒並み帯留めをしていますね。「浴衣に帯留め」は、少し前から流行っていたのですが、今年は特によく目にする気がします。
今回ご紹介をした前姿のアレンジや帯留めをする場合は、必ず帯板を使用してくださいね。じゃないと帯にしわがよってしまいます。