2016.07.14
本格的な夏がやってきました。
ここ相模原でも、相模川沿いでの花火大会や橋本七夕まつりなど、浴衣で行きたいイベントがたくさんあります。
幼い頃、お母さんに連れられて行った近所のお祭り。金魚すくいに水ヨーヨー。嬉しくて、慣れない下駄で駆け出して、「転ぶわよ〜」と後ろから声かけられて案の定…お母さんは予言者ですね。。転んで浴衣についたチリを払いながら「今日だけ特別よ」と買ってくれた綿アメの美味しかったこと!
そんな幼い日の夏の思い出、今でも目に浮かぶ映像は、お母さんに着せてもらった浴衣の帯。ふわふわと金魚みたいに背中で泳いでいる三尺帯が可愛らしくて、何度も首を後ろに回して一生懸命見ようとしていました。
大きくなると浴衣の着方も変わって、半幅帯になりました。初めて半幅帯を締めたのは10歳くらいだったでしょうか。なんだか本当に大人になったようで、ちょっぴり背伸びして歩いていた気がします。夏の日の、特別な日に着る浴衣には、人それぞれの思い出があるのでしょうね。
すっかり大人になった今年は、幼い日の幸せの象徴のような、あのふわふわ三尺帯も使って浴衣を着てみませんか?
例えばこちら↓
一般的でシンプルな帯結び「文庫結び」です。
この文庫結びの上に、ピンクの三尺帯を、これまたシンプルなリボン結びにしてみました。ただ、ちょっとひとひねり、リボンの先を結び目にがぶせて、結び目が見えないようにしました。大きな絞りのピンクの三尺帯、可愛いですね♪
そしてこちらは、シンプルな「一文字結び」の、下側を少しのぞかせた帯結び。
この帯結びの上には、くす玉をイメージして三尺帯を結んでみました。
上の2つの帯結びは、左右対称に締められていますので、飾りの三尺帯は中央に配置しましたが、こちらの帯結びは左右比対称。「片流し結び」を少しアレンジしました。
なので、飾りでつける三尺帯も、わざと中央をさけて。
では、三尺帯3連発をご覧ください♪
まずは、キティちゃんのリボン!?
続いては、キティちゃんのリボンと同じ場所に、大輪の花を咲かせました〜。
こちらの三尺帯は、ピンクと黄色の二色使いだったので、こんな風にできました。
最後はゴージャスに。もはや、半幅帯での帯結びがわからなほどの三尺帯の存在感!?
今年は「あの頃のわたし」を連れて、浴衣でお出掛けしませんか?
お母さんじゃなく、素敵な○○と一緒に♪