2011.04.11
私、以前は、泣く子も黙る(かしら!?)東京大学の近くで暮らしていました。
かの安田講堂に、社会人聴講生として吉本隆明の講演を聞きに行ったこともあります。
また息子は、三四郎池でやぶ蚊に足を刺されながらザリガニ取りなどをしていました。
これは、その旧帝国大学の正門。
もうおわかりですね。
門の下側、魚の鱗のようにも見えますが波です。
青海波
「せいかいは」と読みます。
鱗文様はまた別にありますので、いずれご紹介しましょう。
名前の由来はと申しますと、元禄時代の名工芸家、青海勘七が好んでこの文様を用いたとか、雅楽「青海波」の衣装に描かれていたとか、諸説あります。
また、江戸時代の貨幣「寛永通宝」の裏側にもこの青海波が描かれています。
銭形平次が投げていたかもしれませんね~。
近年、よく見かけるのは結婚式の引き出物の風呂敷…風呂敷包みの引き出物は今では珍しいでしょうかね。
青海波は吉事にも好んで使われています。