2019.08.26
横浜能楽堂の楽屋をお借りできるかもしれない、と知ったのは6月。
それから、色々書類を揃えて、お借りできる運びとなりました。
横浜能楽堂は「桜木町」から紅葉坂を登って徒歩15分ほど。
駅から比較的近くにありながら、掃部山公園の端っこに位置しているためか、都会の喧噪とはかけ離れた心落ち着くところ。
一目で「ここで、何かしたい!」と強く思ったのでした。
そして、能楽堂を内覧させていただく機会を得て。
明治8年に東京・根岸に建てられた能舞台。
その後大正8年に染井に移され、以後「染井能舞台」と呼ばれている。
第二次世界大戦の時に、ほとんどの能舞台が焼失したが、染井能舞台は戦火を免れた。
その後、解体され横浜市に寄贈された。
平成8年、横浜能楽堂が染井能舞台を復元してオープン。
錚々たる名能楽師がこの舞台を踏んだ
橋掛り
能楽堂には珍しく2階席がある
普段見ることができない揚幕裏。
舞台向かって左側にあるカラフルな、あの幕です。ここから演者が登場します。
幕裏の、色が違っている板の部分から舞台とみなされ、白足袋を履いていないと上がれない。
演者登場。
幕は人力の手動です。
演者が舞台から下がってくるのを待っている
お辞儀をして迎える
修復のあと
蝉の鳴き声が聞こえる横浜能楽堂の楽屋で
時に真剣に、時に笑いながらのワークショップ
生まれたての我が子を手のひらに載せて記念撮影♪
とっても素敵な空間でした。