2016.02.22
リクエストがあり、今年2回目の貝雛作りを開催しました。
1回目に参加してくださった方と、そのお友達。お二人とも1才のお嬢ちゃんを連れての参加です。お一人のお嬢ちゃんは、来る途中のベビーカーで寝てしまいました。お部屋に入るためにお母さんが抱っこしたところ目を覚ましてしまい、寝起きで知らないお家に来ちゃって少し不安そう。しばらくお嬢ちゃんをあやして落ち着いてからはじめました。
まずは、お雛様の着物選び。これがもう、楽しいのなんのって。「普段の生活で、たくさんある中から自由に選ぶって事ないから、ときめく〜♪」とおっしゃっていました。
着物が決まったら半衿選び。こちらも迷って、「この半衿なら、やっぱりこっちの着物の方が良いかな?」と、再び着物を迷いはじめたり。これがホント楽しいんですよね〜。
着物と半衿が決まったら、いよいよボンドでシジミに貼りつけてゆきます。2回目参加のかたは手慣れたもので、着物の柄合わせも一工夫、なんと片身替わりに。(片身替わり…着物の右と左の布を違えて仕立てたきもの)
作業しながらのおしゃべりも、これまた楽しい♪
話題の中心は子育ての事。1人で悩んだり迷ったりしている事を、気軽なおしゃべりで共感できたり励まされたり。それから、ちょっと我が子自慢もしてみたり♪ 手と口が大忙し(笑
お雛様と土台ができました。
こちらの土台は、雛祭りのイメージカラー、ピンク(桃の花)、白(雪)、黄緑(若葉)で。こんなこだわりを表現できるのも手作りの楽しさですね。
続いて周りを囲む紐選び。この紐の、色や太さでずいぶん雰囲気が変わります。
完成〜!!
作り手によって、お顔立ちや雰囲気に個性が出ますね。
お母さん達が作業している間、お嬢ちゃん達は、持ってきたおもちゃで遊んだり室内をあちこち探検したり。まだおしゃべりはできない年齢なのですが、お互いにおもちゃを貸したり借りたり、ちゃんとコミュニケーションがとれているのが不思議な感じ。室内探検では本棚が気に入った様で、本を引き出して、まるで文学少女のように「フムフム」って顔して読んで(?)ましたよ。お母さん達の気配りもあり、一度もケンカする事もなく過ごせました。
途中、お腹がすいたお嬢ちゃんにおっぱいを飲ませたり、おしめを替えたりしましたが、2時間半くらいで完成。楽しく作る事ができました!
終わっての感想「こんなにシジミを大事に扱った事ないです〜」に、思わず笑ってしまいました。これからは、魚屋さんでシジミを見る目が変わりますね〜(笑