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高橋美登里礼法きもの学院

2016和楽器演奏会のお着付け

2016.02.12

毎年させていただいている和楽器演奏会のお着付け。

 

今年は、9:30〜11:30の間に4名というかなりゆったりとしたお着付け。私一人でも十分できる時間設定なのですが、着付け師を目指している生徒さんを、現場に慣れてもらうためにアシスタントとして同行しました。

 

当日は、早めの9:10頃に到着。

着付け場所がまだセッティングされていなかったので、のんびり待ちの状態。その日、アシスタントは体調が思わしくないとの事、待ち時間にお手洗いに。

 

セッティングがちょっと押してしまい、始まったとたん、なかなかの戦場状態。が、アシスタント、帰って来ない。

お着付け2人目、アシスタントまだ帰って来ない…アシスタントの体調心配、電話かけてみる…留守電…。でも私、手が離せない…

で、3人目お着付けの途中に、体調を立て直したアシスタントが帰ってきました。トイレで倒れていなくて良かったよ、ホント。

 

こちらの演奏会のお着付け、数年前から毎年させて頂いているのですっかり顔なじみ。その中のお一人にお着物に大変詳しい方がいらっしゃいます。きものをよくご存知なのでお好みがはっきりしています。「衿はこの位抜いて」「裾の長さはこの位」「半衿はこの位」「お太鼓は小さめで」等々。もちろんご自分でもお着付け出来る方。

今回、その方に大変嬉しい事をおっしゃって頂けました。

「あなた、ゆるみ分を計算して締めてるでしょ?すごく気持ち良くて着心地が良いの。この会の時には、あなたに着付けしていただけるから、必ずお願いしてるの」

 

着付け師冥利に尽きます、ありがとうございます。

 

そんなこんなで、無事予定時間より早めに終了。…と、「先生〜、お太鼓崩れちゃった〜」とお一人、着付け部屋に駆け込んできました。崩れたお太鼓を直しながらお話を伺うと、きものを着る機会が多いので、着付けを習って今日は自分できものを着たのだけれど、着崩れちゃった、との事。お稽古に通いはじめて、まだ10回目くらいだそうです。

と言う事で、着崩れを直しながらプチ講習会♪ 崩れた原因とその対処法を伝授。そして、いっぱい失敗して上手になるんだから、どんどん着た方が良いよ〜、とお話しました。

 

…という事で、ほぼほぼアシスタント不在の状況でしたので、お着付けしている写真はなし。

お着付け後にいただいた昼食とお土産をアップします.

和楽器演奏会のお着付け